こんにちは♪成宮です♪
もう夏並みに暑いですね!!
水分補給しっかりとしていきましょう☆
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熱中症について
近年、夏の暑さが厳しく「熱中症アラート」が出される日が続いています。 このような暑さのなかでは、熱中症という病気と向き合わざるをえません。 熱中症とは、暑さによって体温が上昇し、体の調節機能が追いつかなくなってしまう状態のことを指します。 これは誰にでも起こり得る症状であり、軽度なものから命にも関わる重症まで様々です。
熱中症の定義と症状
熱中症は、「高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態」です。
「暑くてふらっとする」というような軽いイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、重篤になると多臓器不全(体中の臓器がうまく機能しなくなる状態)になり、命を落とすこともあります。
熱中症で命を落とす方も非常に多く、2020年は1600人にもなりました。
症状として、以下のようなものがあります。
- めまい、立ちくらみ
- 手足が痺れる
- 手足がつる、筋肉痛のような症状がある
- 体がだるい、力が入らない
- 頭痛、吐き気を感じる
- 異常に汗が出る、全く汗が出ない
- 体温が上がる、皮膚が赤く乾いた状態になる
- まっすぐ歩けない、体が痙攣する
- 意識がない、呼びかけに反応しない
1〜3程度の症状だけであれば軽症に該当し、病院での処置がなくても回復できる可能性があります。
4〜6のような症状が出ているときは、水分は自力でとれるかもしれませんが、病院の受診をした方がよい状態です。
7〜9のような症状があれば重症に該当し、入院が必要になることが多いので、一刻も早く受診する必要があります。
熱中症を起こす条件
熱中症は、外にいるときだけ生じるものではありません。
実際、高齢者は50%以上が自宅内で熱中症を発症していて、毎年のように屋内で熱中症になり、死亡するという例が報告されています。
7〜18歳の年代は運動中の熱中症発症が多いので、十分に注意するか、暑いときには運動を控える必要があるでしょう。
熱中症の発症には、「環境」「体の状態」「行動」の3種類の要因が関与します。
「環境」は、高い気温や湿度、強い日差し、風がないなどの天候に関連したものです。
夏に限らず、たとえば5月で急に30℃近くまで暑くなった日などもリスクが高いといえます。
「体の状態」は、年齢や体調、持病など一人ひとりのその時の状態のことです。
体調が悪い日は、元気な日に比べて熱中症になりやすいので、外出を控えるなど対策をとる必要があります。
「行動」も熱中症の発症に関わります。
激しい運動はとくにリスクが高いです。運動で体に熱が生じるだけでなく、汗をかいて脱水も起こします。
軽い運動だとしても、ふだん運動をあまりしない方は危険性が高いです。
仕事やレジャーなどで屋外に長時間いること、水分を摂取しないことも熱中症のリスクを高めます。
熱中症になりやすい人は?
熱中症は、老若男女どなたでもなることがありますが、以下に該当する方はとくに注意を払いましょう。
小さな子ども
子どもは、暑い・体調が悪いなどの訴えが難しかったり、大人に比べて体温調節が苦手だったりする影響で、気がついたときには倒れるほど熱中症が悪化していることがあります。
高齢
高齢者は、若い人に比べて汗をかきにくいこと、暑さや喉の渇きを自覚しにくいことから、熱中症になりやすいです。
暑いと感じておらず、夏なのに長袖のカーディガンを羽織ったりしている方を見たことがあるかもしれません。
高齢の方は、自覚症状を感じる前に行動をとらなくてはなりません。
脱水状態
下痢や嘔吐など、脱水状態にあるときも熱中症になりやすいです。
また、アルコールは水分補給になりません。
アルコールの分解に水が必要なため、アルコールは飲めば飲むだけ脱水になります。
屋外のイベントでアルコールを飲んでいると、熱中症になる可能性が高くなることに注意してください。
熱中症の予防策
では、熱中症にならないために、どのような対策を取ればよいでしょうか?
暑いところに滞在しない
暑いところに滞在しないことが一番大切です。暑いところにいれば、どんなに対策をしても熱中症のリスクは減らせません。
体は、タンパク質でできています。
タンパク質は、一定以上の温度に達すると変性(性質が変わること)し、機能が失われてしまいます。
たとえば、生卵を加熱すると固くなり、もう生卵には戻らないことはお分かりですね。
人の体でも、タンパク質からなる臓器が熱で変性してしまえば、正常な働きができなくなります。
熱中症予防のためには、まずは暑いところを避けて涼しい環境で過ごすことです。
基本的に、気温が35℃を超えるときには運動をしてはいけません。
30℃を超える場合でも、最低20分おきに休憩をとり、水分摂取も必要です。
暑さに弱い方は、運動をしない方がよいとされます。
気温・室温・湿度で判断する
自分が暑いと思うかどうかで判断してはいけません。
気温や室温・湿度をみて冷房を調節しましょう。
「体内に熱がこもること」が熱中症につながるため、自覚症状ではなく環境をみて調整する必要があります。
寒がりなら熱中症になりにくいわけではないのです。
喉が渇く前に水分をとる
「喉が渇いたな」と思ったときにはもう遅いと思って水分をとりましょう。喉の渇きは、脱水が始まっているサインです。
家の中にいるときなどは水・お茶で問題ありませんが、屋外に長くいるときやスポーツなどで汗をたくさんかくときは、スポーツドリンクなどの塩分・糖分が含まれたものがおすすめです。
飲みたいと思ったときにではなく、30分に1回など、時間を決めてこまめに水分をとってください。
とくに、子どもは遊びに夢中になって水分をとるのを忘れてしまいがちです。ぜひ保護者の方から水分摂取を促しましょう。
体を冷やす
体をしっかり冷やすグッズなどを使いましょう。保冷剤を入れて首に巻くスカーフ、水に濡らすと冷たくなる素材のタオルなどがおすすめです。
ただし、冷却シートなどの冷たく「感じる」だけで体温を下げる効果のないものは、熱中症対策にはなりません。
使うこと自体は問題ありませんが、他の対策と併用するようにしてください。
ハンディファンなども、屋外であれば熱風を浴びるだけになってしまうので、熱中症対策にはなりません。
日傘や帽子を使って、直射日光を浴びないようにすることも大切です。
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代表 成宮 瑞季